第36号 2019年6月 発行 聖ベネディクト女子修道院

オブレートだより

主の栄光を賛美 アーメン アレルヤ!

 樹々は日毎に緑を増し、小鳥たちの元気なさえずりに心躍る季節になりました。
うぐいすの「ホォッ、ケキョケキョ!」という可愛い声に思わず一緒に口ずさんでしまう私です。
オブレートの皆様いかがお過ごしですか。
日々のお祈りに支えと励ましをいただき感謝いたします。
お蔭様で私どもも変わりなく過ごしております。

 5月の連休は年の黙想にも恵まれました。
5年前にご指導いただいた神父様との心温まる再会でした。
久々にゆったりと、これまでの過ぎ去った日々を振り返る機会に恵まれました。
自己の歩みを振り返り、果たして真に主とともに歩んで来たかを反省しております。
特にこの一年を思いましても神様の呼びかけに一度は勇気を出して「ハイ!」と応え踏み出しながらも、日常の小さな荒波に揉まれる中で弱音を吐き、主に向ってつぶやくことが多かったです。
 主は意気地のない弱さいっぱいの私の姿を、否が上にも主の鏡に映して見せてくださいます。
長い人生、自分の力ではどうにもならないことに遭遇しうろたえ「主よ、助けてください」とうずくまります。
この時にこそ、自分の十字架を背負って主とともに歩むチャンスと感じながらも、そう達観するまでには行きつ戻りつつ時間がかかります。

 とは言え、これまで、そして「回心」の恵みに満たされた五年前の黙想体験は消えることなく今も私の中に活き活きと生き続けています。
そう考えますと、日によってたとえ、主が遠く感じられるような日であっても、内からこみ上げてくる測り知れない恵みである「回心」の日々は、父である神様のみもとに帰る日まで続き、私たちを満たしてくださることを実感させられます。

 若い頃とは違い、日々神様から生かされていることを痛感するようになりました。
私の好きな言葉「永遠に続く今」とは、限りあるこの世で、十字架のイエス様と、隣人とともに歩む神様からの大きなプレゼントと言えます。
神様から造られた素晴らしい自然と共生し、日々出会う人々を大切に生きるのは今しかないという思いに駆られます。
日々いただく新しいいのちに感謝し、聖霊の導きに従い、新しい賛美の歌を主に向かって歌い続けて往きたいです。

 シスター一同、皆様のご健康とご意向の為に心をこめてお祈り致しております。

院長 Sr.セシリア 藤井泰子