★主のご降誕おめでとうございます!

 この1年の恵みを感謝し、世界が神の祝福と平和に満たされますように。
 今年は、特別な思いでこの日を迎えました。地震・津波・原発事故・台風など各地を様々な災害が襲い、人々を恐怖と不安に落し入れました。
未だに、希望を持てず、恐れ、不安の中で忍耐しつつ過されておられる方々のために、心から平穏な日々が1日も早く訪れることを共同体一同お祈りしています。

          

 ある日突然、平凡な日々の中に、天使のお告げを受け、幼子イエス様を最初に拝みに行ったのは羊飼いたちでした。
救い主の到来を待ち望む彼らの純朴で心優しさの中に、神様の幼子が遣わされたのだと思います。

 たいていの私たちの日常生活は、平凡で災害とは縁遠いように思いがちですが、苦しい時もどんな場合にも神の働きかけを見分け、感じ取ることは、 私たちの信仰生活にとって大事なことだと思います。
 聖べネディクトの教えに従いつつ、日々の生活の中にこの宝を見ることが出来るように、神様に希望を置き、心を込めて生きていきたいと願っています。
                                  院長 上田若子


***** 院長ご挨拶 *****