映画『神々と男たち』より

「野の花は光を追って動くことはない。
    神は花のある場所で受粉してくださる。
            とどまりたい者は…」

映画の1シーン

1996年5月、アルジェリアで起きたフランス人トラピスト修道士殺害事件を題材とした映画『神々と男たち』より
生命の危機の中、派遣地を離れ帰国するか否かの問題を巡って兄弟たちになされた修道院長の言葉抜粋

編集後記

信仰年いかがお過ごしですか。

 今年の四旬節は、主の復活祭と新教皇様の誕生を、そして暖かな春をひたすら待ち望む日々でした。
待ち望む時間が長かっただけに、喜びもひとしおでした。

 フランシスコ教皇様のメッセージは、どれも私たちの日々の生活に根ざしていて分かりやすく、 主の福音を生きることが具体的にどのような生き方であるべきかをさし示して下さいます。

 キリストの体をいただいた私たちはキリストに似た者となり、各自がキリストを証しする共同体の一員であることを実感出来たら幸せです。
自分の共同体と、教会家族共同体の交わりを深めるために、なにが出来るかを、反省のうちに思い巡らしています。

 「愛といつくしみを感じる修道院、教会」を目指して、いざ出発です。

係り:Sr.セシリア藤井

すずらん
6/7 すずらん開花