2018年12月 第39号 発行 聖ベネディクト女子修道院
胆振東部地震のあった9月6日以降、和合亮一さんはツイッター等で道内に向けたメッセージや詩を発信し続けている。
彼自身、福島県在住で東日本大震災の体験者。
だからこそ理不尽な災害に耐えて生きようとする人々への思い、共感は強い。
「北海道の牛乳廃棄のニュースを知り、原発事故のときを思い浮かべた」と語り「暗闇であかりを探すようにして過ごされてきた人たちに、言葉のあかりを少しだけでも手渡したい」と上記の詩を届けてくれた。
地震発生から二ヶ月以上が過ぎても、避難所生活を強いられている人々は35世帯80人もいる。
寒い冬に向かい、どんなにか不安なことだろう。
私たちにも何か出来ることはないだろうか。
気温が下がるたびに、そんな思いが募る。